無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 平成紅梅亭 桂吉朝追善落語会   

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先週の金曜日、平成紅梅亭という読売テレビの深夜番組の公開収録に行ってきました。昨年11月に逝去された 上方落語家・桂吉朝さんの追善落語会があるということで、オットに頼まれて応募ハガキを送ったら、当選したのです。

6時開場だったのですが、自由席だったため、仕事を休んで5時からの受付に並び40、41番の整理券をゲット!(180人中なので、仕事を休んだわりに気合いが入ってない…?)





スタジオに入るとそこにあったのは、敷き詰められた畳の上に、正座してやっと納まるくらいの小さな座布団が並べられただけの観覧席。あぐらはおろか、手荷物や脱いだ靴をおける場所もないほどきゅうきゅうとしていました。それでも一応両側には一段高くなった桟敷(さじき)もあり、私たちはその桟敷の一番前に座る事ができました。仕事を休んで並んだ甲斐があったわ。少しは足も崩せる。

出演者は
 桂あさきち
 桂雀松
 桂米朝
 ちゃらんぽらん
 笑福亭松喬
 桂吉朝(VTR)

という内容。一番の目的は、今のうちにできるだけ桂米朝師匠を観ておくこと。もう観る度に衰えていってます。たびたび言葉がつかえて、見ている方もハラハラさせられました。「80過ぎたら少々とちっても怖いことのうなった」という言葉とは裏腹に、目の奥に見える焦り。舞台が近かったお陰で、そんな表情までありありと読み取る事ができました。これも貴重な記憶になると思う。

そんな危なっかしい米朝師匠ではありましたが、舞台に現れた瞬間はかっこ良かった。私の座っていた場所は、舞台のそでに掛けられたのれんがちょうど正面に見える位置。そののれんの隙から、突然ぶわっと現れたのです。そしてゆっくりと歩き座布団に座る米朝師匠。のれんがいつ開いたかどうかもわからないほど一瞬でした。神懸り的なものさえ感じた、無駄のない洗練された動き。あれは本当にかっこ良かった。


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吉朝さんの高座は、以前平成紅梅亭で収録された「ふぐなべ」という落語でした。テレビの中に吉朝さんが登場すると、自然と大きな拍手が沸き起こっていました。キレのある語り口調が耳に心地よく、まるでそこにいるかのような錯覚にさえ陥り、同時に惜しい人を亡くしたという寂しさも感じました。過去の映像は観る事ができても、これからさらに才能を伸ばしていく吉朝さんを、もう観る事はできないんだなぁ。

ちゃらんぽらんを除き、舞台に立った人たちは誰も吉朝さんの事に触れませんでした。米朝師匠でさえ、ただ「鹿政談」を語るのみ。むしろ吉朝さんの想い出話を期待していたけど、自分の分身のように思っていた弟子を失った話など、そうやすやすとできるものではないのかもしれません。
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by 723balance | 2006-03-02 22:19 | 主人ネタ | Comments(4)

Commented by bavarde at 2006-03-03 20:56 x
桟敷で観られるなんていいですね。米朝さん、ほんとにお年を召されて。。。
でも、ちゃんと高座に上がってるんですね!
若い頃はもてたんじゃないかなぁっていうお顔をされていますよね?
結構、私の好みだったりします(笑)
Commented by 723balance at 2006-03-03 23:48
>bavardeさん
主人の話によると、最近の米朝さんの落語はずっと「鹿政談」だそうです。でも、存在そのものがもう「ありがたい」の域に達していらっしゃるので、同じ落語が続こうが、少々内容が飛ぼうが、そんな事は小さな事と思えてきちゃいます。
米朝さんのお顔立ち、素敵ですよね!私もタイプです(笑)
Commented by みっきー at 2006-03-04 21:24 x
なっちゃんこんにちは、遊びに来ました♪

平成紅梅亭の吉朝さん追善会に当選なんてすごーい!うらやましいー!!
今回、松喬さんも出てたなんて旦那サマもさぞかし喜ばれたことでしょう☆

米朝師匠があまり吉朝さんのことに触れなかったというのが、返って涙を誘いますね。
米朝さんが落語の途中で止まるのをTVで見ていると、私もどきどきします。でもホント、生で米朝師匠の高座を観られる機会ってとても貴重ですね。
Commented by 723balance at 2006-03-04 23:36
>みっきー
わー、みっきー、ようこそ!コメントありがとう!
応募ハガキは、私が2枚、旦那は3枚(旦那の友人は10枚)書いたうち、当選したのは私だけでした。やはり、ひとことメッセージを添えるのがポイントのようです☆

松喬さんの落語は「質屋蔵」で、丁稚のたどたどしい感じがかわいくて気持ち悪かったです(笑)もちろん(?)そんな松喬さんを旦那は喜んでたよ♪米朝師匠の高座は、観られるうちにできるだけ観ておきたいね。

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