無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 時代祭   

今日は京都三大祭の最後、時代祭を見に行きました。

時代祭とは、明治維新から平安遷都まで七つの時代をさかのぼり、京都が都であった時代の風俗の変遷を表現する時代行列のこと。「鳴くよ(794年)ウグイス平安京」の平安遷都から1100年を記念して1895(明治28)年に平安神宮が創建され、それを祝う為に開催されたのが始まりだとか。七つの時代とは、明治→江戸→安土桃山→南北朝→鎌倉→藤原→延暦 のことで、衣装や調度品はそれぞれの時代の素材と技法で復元されているらしい。

b0054956_22193886.jpg1ヶ月季節が進んだのかと思うほど冷たい風と、今にも時雨れそうな寒い空の下、行列を見ていたのですが、時間がなく、安土桃山時代に突入したところでその場を去りました。なんか、一番いいところを見ずして去るような気がして名残惜しかったです。でも、寒さで震えていたので、用事がなかったとしても長居はできなかったと思います。

b0054956_22192610.jpg葵祭の行列がおしゃべりしながら(時には携帯をさわりながら)さっさと歩き去っていったのに対し、時代祭のゆっくりと足並みを揃えて歩いてる姿や、時折見せるちょっとしたパフォーマンスには好感が持てました。ただ、間延びした退屈な印象は否定できませんでした。もう少し良いお天気だったら、また印象が変わったかもしれませんが。


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京都で生まれ育ちましたが、実は時代祭を見たのは今日が初めてです。私の中では、時代祭は何故か11月というイメージがあって、気が付くといつも「あれ?もう終わったの?」という状態だったのです。今年は、葵祭祇園祭と見てきたので、これは三大祭を制覇しなくては、と意地なってようやく見る事ができました。


b0054956_2220148.jpgそれにしても、他の三大祭に比べると時代祭はどうも影が薄い気がする。葵祭や祇園祭は、時期が近付くと「もうすぐやね」「今年もそんな時期になりましたなぁ」と、お天気の挨拶を交わすように自然と話題にのぼる。例え見には行かなくても、どこか心待ちにしているところがある。それに対して時代祭は、そういう会話に出てこないし、出て来たとしても「いつやったかいな?」といった感じ。前儀式らしいものが特になく、行列当日しかニュースにならない、というのもあるかもしれないけれど、生活に溶け込めてきれていないのでは。。

漠然とそんなことを感じていたんですが、時代祭の事を少し調べていくうちにその理由がわかりました。歴史が違い過ぎるんですよ。諸説はあるけれど、葵祭は1400年以上、祇園祭は1100年以上起原をさかのぼる。古文の中で「祭」とあれば「葵祭」を指し、諺の「後の祭り」は祇園祭が由来になっているという一説もある。それに対して時代祭の歴史はせいぜい100年ちょっと。三大祭とひとくくりにされても時代祭の影が薄いのは、そんな歴史の違いを(どれだけ認識してるかは別にして)、京都の人は感覚的には気付いてるんだと思う。
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by 723balance | 2005-10-22 22:32 | お出かけ | Comments(2)

Commented by bavarde at 2005-10-23 11:19 x
時代祭、初めて聞きました。
昨日は全国的に冷え込んだみたいですね。東京でも寒かったです。
歴史は違えど、そういうお祭があって、目にする機会があるというのは
やはり京都ならではと言うか、羨ましいです。
Commented by 723balance at 2005-10-23 20:01
>bavardeさん
そうでしたか。他の祭りと比べると、時代祭は全国的にもメジャーでないのかもしれないですね。一番の見どころは、それぞれの時代の素材と技法で復元された衣装や調度品だと思います。時間がないなりに、それらの素晴らしさを感じる事ができました。

今までそういった機会の貴重さを感じる事なく過ごしてきましたが、お祭りなり名所なり意識を向けてみると、京都というところは際限なく見所のあるところだなぁ、とひしひしと感じています。もうすぐ紅葉シーズン。今年も、今まで行った事のない所をいろいろ訪れてみたいです。

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