無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 上七軒のをどり   

京都には「上七軒(かみしちけん)」と呼ばれる場所があります。この地名の持つ品の良い響きに心惹かれるものがあり、以前から漠然とした憧れを持っていました。
 −かみしちけん− 頭の中で何度つぶやいてみても、やっぱりかっこいい。
 −上七軒− 文字で見るとさらに品格が漂う。

どんな場所なんだろう?と、ある時その辺りを通ったらあまりにも普通の街中で、むしろ雑然とした一帯にがっかりさせられました。が、後々調べてみると、私が通った所はあくまでも地理的な場所であって、本当の「上七軒」は、京都らしい奥ゆかしいところだという事がわかりました。

上七軒とは、京都の五花街の一つで京都最古の花街(かがい)でもあります。北野天満宮の東門から今出川七本松に続く通りを指し、お茶屋などがひっそり並んだ風情ある界隈です。かつては、織物の街・西陣の奥座敷として位置付けられ繁栄したようですが、今では祇園よりも静かで小さい町並みになっています。


b0054956_23534488.jpgその上七軒にある歌舞練場(かぶれんじょう)で、「寿会」というのが開かれており、オットと観にいってきました。

あぁ、なんで携帯を忘れたんだろう。あの場の空気を伝えられないのが惜しいです。昔ながらの情緒ある建物、立派な鯉のいる中庭、桟敷(さじき)と呼ばれる、平土間より一段低く設けたお座布団の敷いてある席、お茶屋の関係者とお得意さんらしき人たちの多い観客席。中には舞妓さんの姿まで見えて、明らかに観に来ている人の種類が違う。歌舞伎や文楽を観にいく時とはまた違う雰囲気でした。

舞台を観て感じたのは、男性(歌舞伎役者)と女性(舞妓や芸妓)では、こんなにも力強さが違うものなのか、ということでした。例え女形であっても男性が舞台に立つと「はら」が据わっているので、観ている側は知らず知らずのうちに安心感を覚えているんですね。一方女性だと、なんとも柔らかい印象が漂っていました。舞妓さんの踊りは、雲をつかむようなとらえ所のないふわふわしたもので、そこに見えているのに実体がないような、不思議な感覚がしました。

携帯を忘れたのはほんとに迂闊でした。なかなか行ける場所ではないけれど、次の機会があった時は必ず写真に収めてきたい。上七軒は、「京都のいいとこ見つけた」そんな気分にさせてくれる場所でした。
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by 723balance | 2005-10-08 23:12 | お出かけ | Comments(2)

Commented by bavarde at 2005-10-16 11:23 x
うわぁ、素敵ですね。
京都に憧れるのは、そういうところがきちんと残っているからかもしれません。
LEEのバックナンバーを眺めては、「今度京都に行ったら、ここへ」とよく
思うのですが、上七軒も覘いてみたい場所のひとつとなりました。
Commented by 723balance at 2005-10-16 20:06
>bavardeさん
上七軒は、祇園よりもずっと小さいところなので散策できるエリアは狭いですが、京都の人でもあまり訪れない場所なので、純粋な空気を感じられる場所かもしれません。4月の「北野をどり」や夏のビアガーデンなど、機会があれば上七軒歌舞練場に訪れてみてくださいね。(こちら↓をご参考までに)

http://nakazato.net/gyozi.html

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